穿刺練習キット!Blog

ムクオとムッコの日記

いよいよ9月になりました。
今月後半には集中的な実技トレーニングが始まります。

実技トレーニング期間中は、4時間の日中透析です。

10年近く8時間のオーバーナイト透析をしてきたムクオ君にとって、
透析時間が半分になってしまうということは、
体にかなりの負担がかかることが予想されます。

しかも、在宅血液透析でお世話になる病院は、
高速道路で片道1時間以上かかるところにあります。

そんな体で週3日通えるんでしょうか…
ムクオ君もムッコも正直、不安しかありません。
想像しただけでゾッとする…

トレーニング期間中に体調が急激に悪くなって
在宅透析どころじゃなくなるかも…
ってかなり心配してました。

そういう事情を考慮して、
今回、初めての試みとして、
「教育入院」という形で入院して集中的に学び、
短期間でトレーニングを完了させれるよう
病院が取り計らってくださいました。
入院なので食事の管理もしっかりしてくれます。

誰かが、こういう、初めての道を切り開いていくわけですが、
切り開くには、相当なエネルギーが要ります。
できれば、作られた道を安全に通っていきたいもの。
案を練って、病院にいろいろ掛け合って、
実現までこぎつけてくれた担当の技師さんには
ほんとにほんとに、感謝しかありません!

ということで、
今日は入院のための受診と手続きのため病院へ。

入院までにお家でしっかり練習しておいてください~
とのことで、

ムクオ君は腕いっぱいに練習キットを抱えて帰ってきました。

プライミングと穿刺の練習キット

ぐるぐる巻きに入っている血液回路は
なにがなんだかどうなってるんだか
ムッコにはさっぱりわからないので
回路のことはとりあえず
おいておいて、

びっくりなのは、
お手製の模擬血管です。

手作り感満載

ムクオ君の腕にある
あの人造人間みたいな感触の血管って
こんな感じになってるの?
ひょえーっ(>_<)💦

実際の弾力はちょっと違うみたいだけどね、
と、ムクオ君。

そして、もっと
ひょえーーっ(>_<)💦
なのは、

爪楊枝と同じくらいか
それ以上あるかと思われる太さの針を
皮膚に刺し、血管に突き刺し、貫通しない程度にとどめ
そのままぐぐーッと入れ込まないといけない
ってことです。

さっそくムクオ君がやって見せてくれました。

貫通しないよう針を寝かせて血管に入れこみます

今は血管がむき出しで分かりやすいですが、
実際はもちろん血管なんて見えません。

ひょえー!ひょえーっ!!しょえーーっ!!!

無事に針が入った後も、大変です。
テープで止めて、内筒を抜いて、外筒を入れ込んで、
外れないように固定して。
血が噴き出さないよう、鉗子で止めて、回路を接続して。
これを2か所。手早く。
急いで処置しないと、血管から離れた血は
徐々に固まっていきます。

これが静脈側回路をつなげた状態

見てるだけでハラハラものです。

針を抜くときも大変です。
片手で針を入れたところを抑えながら
入れ込んでる針をまっすぐに引っ張りぬきます。
ここで穴をしっかり押さえれないと、勢いよく血が噴き出して
血だらけになります。

ムクオ君はこの流れをいつもしっかり見ていて
見慣れてるので平気だそうですが、

ムッコはこの日からしばらく
自己穿刺失敗して手首ぱっくりのムクオ君パニックの夢や
(→ 手首ぱっくり切れることは絶対に無い)
抜針失敗して血が噴き出すムクオ君パニックの夢など
(→ 見たことはないから100%想像)
ぞっとする光景が夢に出てきては
はぁはぁ息荒く目が覚める夜明けが続きました…。

いよいよ、実際に使うものを手にすると
一気に現実味が増します。

はぁ。乗り越えるしかない、
大丈夫、大丈夫
と、ひたすら言い聞かせるムッコなのでした。